このブログでは、私の人生に影響を与えた書籍を紹介していきます。
本というのは、読む人によって解釈が変わる場合もあります。
なので、このブログでは、本の要約ではなく、
この本を読む目的について紹介します。
人生、その時々に応じて、様々な悩みがあると思いますが、
大体の悩みは本屋さんで解決出来ます。
その中で、私に行動力を与え、悩みを解決してくれた書籍を紹介します。
今回のテーマは、↓↓↓です。
「ビジネスマン必読書!今すぐ仕事をしたくなる本。」
「働く意味」「やりがい」「幸せ」そして「お金」
この辺りの言葉って、
常々考えてしまうものですよね。
本当にこのままでいいのか、
何を目的に生きていけばいいのか、
世のビジネスパーソンは、
そんな悩みを抱きながら、
どんどん成長していくものと思います。
結論からいうと、
目標さえ見失うことが無ければ、
常に熱意をもって、
楽しく働けると思います。
そこで得たお金というのは、
ただの残りかす。
まずは、その「目標」について
考えていきたいですね。
<書籍情報>
「マンガ 渋沢栄一に学ぶ 一生モノのお金の超知識」
*原案:渋沢栄一
*監修:渋澤健
*発行:株式会社宝島社
*画像引用:Kindle
今回は、渋沢栄一の著書「論語と算盤」を参考に、
ご紹介していきます。
豊くんも難しい本を読むんじゃな。
渋沢栄一といいえば、
2024年に発効される新1万円札の顔として、
予定されているので、
ご存知の人も多いと思います。
しかし、何を成し遂げた人かわかりますか?
・幕末生まれ
・渡仏しヨーロッパで、「株式会社」の理念を知る
・帰国後は、官僚(大蔵省)で務める
・後に民間の実業家として活躍
・現在でいう、みずほ銀行・東京ガス・東京電力・帝国ホテル等の名だたる企業を500社育てる
・稼いだお金は、約600もの教育機関・病院・社会福祉施設の設立に関与
まさに日本に「株式会社」という概念を広め、
証券取引所を作り上げ、
資本主義の世の中にしてくれた、
偉大なる人です。
この偉大な人が誕生するには、
道徳で知られる孔子の「論語」が、
心の拠り所になったと言われています。
そして、この「論語」と「商売」がかなり通じるものがあるのではないかということで、
「論語と算盤」が誕生したという訳ですね。
100年以上受け継がれている本で、
これはまさに、世代を超えた、
ビジネスマンの必読書です!
テーマ①:身の丈を知る
テーマ②:目標を知る
テーマ③:結局、コツコツ真面目が一番強い
【テーマ①:身の丈を知る】
仕事を続ける中で、
この仕事は自分に向いているのか、
本当にこのままで良いのか、
自問自答を繰り返す時期というのは、
誰でもあるのではないかと思います。
そこで、大事なのが
「身の丈を知る」
ということです。
悩むというのは、
結局周りがよく見えて、
自分だけ辛いのではないかと思ってしまう事が多いです。
渋沢栄一には、
「蟹穴主義」という言葉があり、
蟹は、自分の甲羅に合わせた穴を掘るそうです。
人も同じで、
自分の身の丈にあった得意なことで、
社会貢献すべき。
というものですね。
まず、自分に何が出来るか考えてみましょう。
数ある仕事の中でも、
“得意”というものがあると思います。
しかし、得意なことこそ気付きにくいもので、
言い換えると、「苦ではないこと」
これが、実は得意なことだったりします。
是非、現状の身の丈を把握しておきたいですね。
得意や強みを見つけるには、
ストレングス・ファインダーというのもオススメです。
↓↓↓
【テーマ②:目標を知る】
ここでは、
大きな志⇒大立志
小さな志⇒小立志
と表現されています。
まずは、「大きな目標」を決めて、
そこから枝葉の様に分かれている
「小さな目標」をクリアしていこうというものです。
例えば、「車」を作ろうといって、
いきなり全体の形から作っていこうとしても出来るわけないですよね。
一つ一つ小さな部品を集めて、
ようやく1台の車が完成します。
まず目標を作ることが大前提となりますが、
その目標を達成する為に、小さな目標を達成していく。
その道筋を考えて行動していると、
道を外れることは無いし、
少しずつ目標に近づいている実感が湧き、
やりがいに繋がります。
こればっかりは、
人から言われて出来るモノではなく、
自分で決めることです。
日々のやりがいが無いという人は、
まずは目標作りからはじめてみてはどうでしょうか。
こうなりたいって人は探せば沢山いると思うぞ!!
【テーマ③:結局、コツコツ真面目が一番強い】
この人すごいなー。
何であんなに契約とってくるんだろー。
っていう営業力抜群な人とか、
あの人は何言っても怒られないな。
っていうコミュニケーション力抜群な人とか、
世の中には様々なスキルをもった人がいます。
そのスキルが、なにかに特化していて、
抜群に能力を発揮している人って、
周りからも目立つので、すごいなー。
って印象がつきがちです。
この書籍では、
「偉き人(よきひと)と完な人(まったきな人)」
という表現をしております。
「偉き人」とは、先ほどの何かに特化した人です。
やはり目立っていて、まわりからは天才扱いされます。
しかし、この「偉き人」だけで社会を回す事は出来ません。
そこを支えているのが「完な人」です。
完な人とは、
「知恵・情愛・意思」の3つをバランスよく備えた人で、
特化してなくても、欠点が無いという人です。
実は、社会をささえるのは、
そういう常識人なんですね。
「偉き人」の活躍の場は限られますが、
「完な人」はどこからでも必要とされます。
結果にばかりこだわると、手段を選ばなくなります。
人格を磨き、社会貢献が出来てはじめて、
人から評価されます。
才能ある人に憧れるのはわかりますが、
まずは身の丈を知り、
目標をたてて、
コツコツやっていくのが一番です。
気付いたときには、才能あった人を抜いています。
そんなものだと、私も思います。
・渋沢栄一の「論語と算盤」はビジネスマンの必読書
・何をして何を目指すのかを知る
・努力は常に必要
ということで、今回は、
「ビジネスマン必読書!今すぐ仕事をしたくなる本。」
についてでした。
お金については、
結局、成功の残りかすということで、
まずは意識の部分から変えていきたいですね。
この書籍は、読む人によって、
突き刺さる部分が違うと思います。
働く上での悩み、
稼ぐ事についての悩み、
マンガでさらっと読めますし、
解説ページもあるので、
非常に読みやすいです。
興味のある方は、こちらから↓↓↓