- 学び -

日本を知ろう!この1冊で大丈夫!<■書籍紹介■『これが日本の正体』>

このブログでは、私の人生に影響を与えた書籍を紹介していきます。

本というのは、読む人によって解釈が変わる場合もあります。

なので、このブログでは、本の要約ではなく、

この本を読む目的について紹介します。

人生、その時々に応じて、様々な悩みがあると思いますが、

大体の悩みは本屋さんで解決出来ます。

その中で、私に行動力を与え、悩みを解決してくれた書籍を紹介します。

今回のテーマは、↓↓↓です。

「日本を知ろう!この1冊で大丈夫」

日本人は、自分の国についてあまり興味が無い傾向にありますよね。

特に若い人ほどそうだと思います。

学生から社会人になり、

少しずつ社会の事を勉強していきたいなという考えは芽生えてくるものの、

今更、何から勉強すればいいかわからない。

結局、勉強しないとわからない人はわからないままです。

それでは少し寂しすぎます。

そこで、この書籍は、

「現在の日本」そして、

「世界と比べた日本」について、

わかりやすく幅広く紹介してくれます。

興味をもったテーマについては、

更に詳しい書籍を読んでみたらいいのではないかと思います。

今回はそんな書籍です。

<書籍情報>

「これが日本の正体」

*著者:池上 彰
*発行:大和書房
*画像引用:Kindle


豊くん
豊くん
今日は、僕が読んだ本を紹介するよ。
学神様
学神様
お!勉強しとるようじゃな。
豊くん
豊くん
すごくわかりやすかったよ!!
そして、すごく政治に興味をもつことが出来たよ!!

というのも、

日本人は選挙の投票率の低さが問題視されています。

国の政策について満足しているのか、

興味がないのか

どちらもあるかと思いますが、

国民全員が支払っている「税金」の使い道を決めているのが政治家なんですね。

それも良くも悪くも興味が無いで済ますと、

政治家の思うつぼです。

政治家を選んでいるのは国民です。

選挙に行かないのは、

選択を放棄したということで、

結局国民の責任ですよね。

そもそも、政治について話す事があまりかっこ良くないというイメージがあり、

友人同士で討論することがないですよね。

どちらかというと、

周りに会わせる風潮があるので、

討論するという場面が少なく、

同じ意見が集りやすい。

結果、多様化が認められにくくなり、

弱者は弱者のまま。

という構図が出来上がってきます。

海外でいうと、

政治についての討論は、

学生の時から行っており、

選挙に行くのは当たり前、

という国が多いみたいです。

学神様
学神様
政治はわかってくると面白いぞ。
豊くん
豊くん
「投票しない」という選択は、規模の大きい政党に投票しているのと同じことだからね。

そして、この書籍は、政治の話しだけではなく、

「制度」「教育」「女性」「働く」「経済」「グローバル」

について解説されています。

今回は、下の2つに絞ってご紹介していきます。

テーマ

テーマ①:制度 運用資源は税金
テーマ②:教育 日本人の教育はいまこそ変えるべき?

【テーマ①:制度】

運用資源は税金~

日本にはいろんな制度があります。

年金や社会保険、介護保険、

最近でいうとコロナ関係の給付金、

様々なものがありますが、

どこからお金が出ているかというと、

みなさんが支払っている「税金」なんですね。

一番わかりやすいのは「消費税」です。

今後も消費税はあがっていくのではないかという話しもありますが、

生活に影響が出てくる為、

とても敏感なところですよね。

もう一つは、サラリーマンの「源泉徴収」です。

当たり前の様に、

給料から天引されてます。

ここに疑問って感じてますか?

なんか当たり前すぎて、

あまり議論にならないですよね。

実は、世界でみても珍しいみたいです。

この「源泉徴収」というのは、

戦時中にドイツが戦費を集める為に考案されたもので、

「確定申告」の方式だと、脱税を考える人が増えてしまう為、

給料が入った段階で、

その”源泉”となる会社から先に徴収してしまおうというものなんですね。

確かに脱税出来なくなるシステムなので、

良いと思いますが、

自分がいくらの税金を払っているのか意識しずらく、

結果、税金の使用について興味が無くなってしまうんですね。

海外では、「確定申告」方式が一般的なので、

自分が払う税金もよくわかります。

なので、税金の使い道にもうるさい。

そんな違いがここで現れてきます。

結論的に、政治家はサラリーマンを増やして、

税金をどんどん払ってもらい、

政治家達が一番生活しやすい方法に税金を使う。

日本は、そんな世の中が出来上がってるのではないでしょうか。

そして、コロナ給費金として、

各世帯に10万円が給付されました。

結果、使用されたのは1割程度で、

あとは貯蓄にまわっているそうです。

経済をまわす為のお金だったはずでは・・・

と思ってしまいますよね。

海外のように、小切手で配布したり、

工夫が必要そうですね。

学神様
学神様
北欧の方は、消費税20%以上の国も沢山あるぞ。
豊くん
豊くん
医療費・教育費無料等、様々な国の支援で、誰も高いと思ってないみたいだね。



【テーマ②:教育】

~日本人の教育はいまこそ変えるべき?~

日本の学校は、

勉強をして、部活動をして、

進学の相談をして、様々な人間関係があって・・・

すごくいろんな事を学べる場所ですよね。

ただ、その様々なことを、

学校の先生が教えていくのが現状です。

海外でいうと、

学校は勉強する場所。部活動は地域。

人生相談はカウンセラー。

進学相談に至っては、プライバシーにあたるので、各家庭でやってくれ。

というのが一般的だそうです。

確かに、その方が先生の負担も少なくなり、

それぞれの専門の人達が教える方が良いですよね。

そして、日本は、まわりとの比較をされ、

出来ない事があると「頑張れ」というのが普通ですよね。

その影響なのか、

世界の先進国38カ国で比較すると、

日本は「身体的健康は第1位」ですが、

「スキル20位」、「幸福度37位」という結果です。

まわりと比較される日本は、

自信が持てない人が生まれます。

大人はどうかというと、

世界の中で幸福度「56位」です。

これは「人生の選択の自由度」「慣用さ」の低さにあり、

物質面では満足している代わりに、精神面を犠牲にしています。

自分らしく、自信をもって生活している国ほど、

幸福度が高くなりそうです。

是非参考にしたいですね。

そして、英語教育についても書かれており、

日本人は何故、英語が話せないのかというものです。

現在では小5~高校の8年間勉強するのが一般的です。

8年ってかなり長いですよね。

発音はともかく、普通に挨拶程度はできるはずです。

何が問題かというと、

結局、何を話したら良いのかわからない。

というコミュニケーションの問題にありそうです。

国語を減らして英語を増やそうという動きもあるそうですが、

それでは本末転倒。

社会的コミュニケーション力を上げる勉強も必要ですね。

学神様
学神様
日本の常識が、世界の非常識というのも多くありそうじゃな。
豊くん
豊くん
「自分らしく」って頭ではわかっていても、ついまわりと比べてしまうよね。

まとめ

・日本の現状、世界と比較した日本、様々な目線で、よりよく生きる為の方法を、考えていきたいですね。

ということで、今回は、

「日本を知ろう!この1冊で大丈夫」

についてでした。

興味のある方は、こちらから↓↓↓

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

これが日本の正体! 池上彰への42の質問 [ 池上 彰 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2021/12/1時点)