このブログでは、私の人生に影響を与えた書籍を紹介していきます。
本というのは、読む人によって解釈が変わる場合もあります。
なので、このブログでは、本の要約ではなく、
この本を読む目的について紹介します。
人生、その時々に応じて、様々な悩みがあると思いますが、
大体の悩みは本屋さんで解決出来ます。
その中で、私に行動力を与え、悩みを解決してくれた書籍を紹介します。
今回のテーマは、↓↓↓です。
日本を誇る東京大学。
そこに通う東大生と聞くと、
自分とは住む世界が違う人だな。
と思いがちですが、
せめて、思考だけでも取り入れたいと思い、
この書籍を読んで見ました。
すると、思ったより難しい事は書いてなく、
考えている事は超シンプル。
私的に一言でいうのであれば、
「全体像をとらえる」
ですかね。
是非参考にして下さい。
<書籍情報>
東大思考 「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく
*著者:西岡 壱誠
*発行:東洋経済新報社
*画像引用:Kindle
私は、広島のFラン大学出身で、
東大とは全く無縁の生活をしてきましたので、
東大生と聞くと、
宇宙人かな?
というような感覚です。
しかし、東大生の考え方を手に入れる事が出来るのなら、
問答無用で取り入れたいですよね。
そこで見つけたのがこの書籍でした。
まさに東大生の思考力が手に入ります。
思考力があれば、どんな仕事もスムーズにこなすことが出来ます。
冒頭にも説明しましたが、
私なりに一言でいうと、
「全体像をとらえる」
というとてもシンプルな結論になりました。
全体像をとらえると、
原因がわかり・・・
仕組みがわかり・・・
目的がわかります。
そこまで全体を理解していると、
反対意見や懸念事項など、
あらゆる問題も見えてきます。
そして、記憶にも残りやすくなる。
そんな思考で様々な知識を手に入れているのかなと、
思います。
テーマ①:原因を知ろう。
テーマ②:仕組みを知ろう。
テーマ③:目的を知ろう。
【テーマ①:原因を知ろう。】
自分の周りで起きている、
日々の出来事は、
全て「結果」です。
そして、その結果には
必ず「原因」があります。
その原因に対して、
「何故?」と考えれるかどうかがポイントです。
例えば、近くのスーパーで売っている牛乳の生産地を見てみると、
大体、近隣の県です。
あれ?北海道のイメージがあった。
という思いもあると思いますが、
理由は、小学生の教科書にものっている「近郊農業」です。
鮮度が大事なものについては、消費地の近くで作る。
そうすると、輸送コストもかからず鮮度の高いものが手に入る。
ということです。
一つの「何故?」で、一つの「学び」が生まれるわけですね。
平安時代に色の表現が「赤・青・白・黒」の4つしかなかったからじゃ。
でも、信号機が出来た時には、「緑」っていう表現はあったんじゃないの??
豊くんは、しっかり「何故?」を使えておるようじゃな。
感心感心。
【テーマ②:仕組みを知ろう。】
「原因」について理解が出来たら、
次のポイントは、
「要するに・・・」
と
「そもそも・・・」
です。
原因を突き止めた後は、
頭の中にいろんな情報がバラついているかもしれません。
そこで、頭の中のクローゼットを整理して、
「要するに・・・です。」と一言でまとめましょう。
東大生は、情報を一言でまとめる
「要約力」
を兼ね備えています。
更に、
「そもそも、この言葉の意味って何?」
が考えられるようになると、深みが広がります。
例えば、ニンテンドースイッチが売れたという結論に対して、
⇒「そもそもニンテンドースイッチって何?」
⇒「任天堂が発売した、ゲームのハード」
⇒「ハード」とは?
⇒「様々な遊びが出来る個別ソフトで遊ぶためのハードウェア」
⇒「ソフト」とは?
・・・
どこまでも続きそうですが、
背景を知る事で、物事の理解度が格段に上がります。
【テーマ③:目的を知ろう。】
「原因」と「仕組み」を考える事については、
頭の中の思考力についてのお話ですが、
「目的」については、実践的なお話です。
相手に何かを伝えたい時、
- 何を説明したいかを、頭に思い浮かべる。
- 何が伝わればゴールなのかをはっきりさせる。
- ゴールに対して何を伝えるべきか考える。(逆算する)
- 伝えることをより具体的にする。
この流れで考えると、
説得力があり、より伝わる説明が出来ます。
そして、この一つのテーマに「タイトル」をつけてみましょう。
さらに、相手にわかりやすく心に残る説明が出来ます。
・まずは、「原因」と「仕組み」を理解する。
・説明は、目的を明確化する。
ということで、今回は、
頭の良い人の考え方。超シンプルです。
についてでした。
東大生は、特別な人達ではない。
と本書に書いており、本当かなぁと思いましたが、
確かに書いてあることは、難しい事では無いですね。
ただ、これを日々、そして長期的に実践できるかが、
大きな課題となりそうですね。
興味のある方は、こちらから↓↓↓