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「のんびり行こうよ、人生は。」【のろのろ、じたばた】

こんにちは🙂✋

ドラえもんのストーリーを元に、様々な問題を解決していく『ドラブロ』です。

今回のテーマは「価値観」についてです😎👇

■こんな人にオススメ
  • 自分はのろまで困っている
  • 機敏に動ける人がうらやましい
  • 頭の回転が遅い
  • 他人のペースについていけない

人によって動くスピードや、頭の回転が早い人遅い人、様々います。

何事にも早いほうが良いと思って、誰かに合わせて無理にせかせかしたり焦ってしまう事もあります。

しかし、人には人のペースがあります。

そのペースを乱す事が一番のストレスとなりますので、自分のペースを知り、人に合わせない事で心のゆとりを持つ事が出来るのではないでしょうか。

漫画情報(ドラえもん)

「のろのろ、じたばた」

<漫画情報>
ドラえもん 第5巻より
「のろのろ、じたばた」

*著者:藤子・F・不二雄
*発行所:小学館
*画像引用:Kindle


あらすじ「のろのろ、じたばた」

1.のび太くんは、のろま!?

「ドラえもんくうん。」

のび太くんが甘えた声でドラえもんにどら焼きをプレゼントしようとすると、ドラえもんはすかさず、「宿題ならダメ!!」と大声で拒否します。

図星だったようで、今日も宿題をお願いしようとしました。

毎日毎日、宿題がいつも間に合わなくて、ドラえもんに頼らないと終わらない様子です。

どうしていつもそうなのか、この辺で徹底的に反省すべきではないかとドラえもんが説教しますが、のび太くんは「そうねぇ、今夜ゆっくり考える。」とのんびりした返答をします。

2.スピードアップしてみよう

のび太くんの態度に、「のろま!」「ぐず!」とドラえもんは罵倒しますが、のび太くんは生まれつきだからしょうがないと開き直っている様子です。

そこで、ドラえもんは秘密道具を出します。

『クイック』と『スロー』

瓶に入った錠剤で、飲むとスピードが変わります。

■クイック
気持ちも体の動きも早くなる

■スロー
クイックの逆

しかし、のび太くんは薬が嫌いなので飲まないと言い張り、ドラえもんが飲んでみて、良さそうなら飲むと言います。

仕方無く、ドラえもんは『クイック』を一錠飲みます。

すると、、、ムズムズしだし、、、

「のび!」

「のび太くんなんてまどろっこしくて言えない!!早く勉強しろ!!」ととてもせっかちになってしまいました。

とてもせかしてくるので、しずかちゃんの家で分からないところを聞いてくると言い、部屋から逃げ出します。

開放されたのび太くんは、「のんびり行こうよ。人生は。」と言いながら、マイペースでしずかちゃんの家に向かいます。

3.やり過ぎは危険

のんびりしていたのび太くんですが、ドラえもんに見つかってしまい、一緒にしずかちゃんの家に向かう事になりました。

ドラえもんは、変わらずせかせかしていて、しずかちゃんの家に着くと同時に、、

★素早く呼び鈴をおす ⇒ 同時に飛び込む ⇒ こんにちはと言いながら靴を脱ぐ ⇒ お茶はやかんのまま飲む ⇒ 焼き芋は食べる前にオナラをする ⇒ 食べたらさようなら

そんな様子で、宿題をする間もなく、しずかちゃんの家を出てしまいました。

薬の効き目は理解出来たので、のび太くんはクイックを飲み、ドラえもんはスローを飲むことにします。

しかし、あろうことかそれぞれ反対を飲んでしまい、のび太くんはスローで更にゆっくりとなり、ドラえもんはクイックで更にスピードアップしてしまいました。

ドラえもんは走り出し、もう止まる事が出来ません。

のび太くんは止めようとしますが、のんびり過ぎて間に合いません。

とうとう、ドラえもんは見えないところまで走り去って行きました。

のび太くんは先に家に帰ろうと、カタツムリと競争しながら家に向かいます。

4.自分のスピードを守ろう

やっと家にたどり着いたのび太くんですが、誰かが玄関を開けてくれるのを待っており、陽が暮れるまで玄関の前で立っていて、パパが仕事から帰宅し、ようやく家に入ることが出来ました。

ドラえもんはやっと薬の効き目がきれて帰ってきましたが、なんと青森県まで走って行ったそうです。

のび太くんも薬の効き目がきれて元の状態に戻りましたが、のび太くんもドラえもんも、いつもと違うペースで動いたので、とても疲れました。

しかし、喜んだのも束の間。

今度は、パパとママがアメと間違えてクイックを飲んでしまい、家中を駆け回る始末となりました。

のび太くんは、言います。

「だから、薬はイヤだというんだ。」

まなび

自分に適したスピードがある

人それぞれ性格が違う様に、動作や喋るスピードにも個人差があります。

ゆっくり丁寧にしたい人もいれば、テキパキと効率よくこなすという人もいます。

そこで、自分のペースを人に合わせて変えたりすると、気持ちが乱れて、いつもより疲れてしまいます。

世間的には、仕事が早い人がスキルの高い人と思われがちですが、人生は短距離走ではなく、長距離走です。時間がかかってもゆっくり確実に進めていけばいいのです。

効率化を目指した結果

しかし、仕事にしても勉強にしても効率化は誰でも目指すところかもしれません。

程よい効率化であれば良いのですが、仕事や勉強を1つのベルトコンベアだと想像してみてください。

1つのタスクを終えると、新しいタスクが舞い込んできます。また効率化を図りタスクを終えるスピードをあげると、ベルトコンベアのスピードも上がります。

そして、そのベルトコンベアは残念ながらいつか壊れます。。。

■参考記事↓↓↓

のんびり行こうよ、人生は。

のんびり行こうよ、人生は。

byのび太

※本書引用

これは、のび太くんの名言だと私は思っています。

疲れた時はこの言葉を思い出し、まぁのんびり行こうと自分に言い聞かせて落ち着かせています。

時間には限りがありますが、戦っても勝ち目はありません。

だからといって、何もしないのは後退しているの同じですが、自分のペースで少しずつでも進んでいればOKです。

一緒に頑張っていきましょう。

まとめ

簡単におさらい

まとめ
  • のろまと言われても気にしない
  • 自分に適したスピードがある
  • 効率化にも限度がある
  • スピードを変えると疲れる
  • のんびりでも進んでいればOK

という事で、今回は、

「「のんびり行こうよ、人生は。」【のろのろ、じたばた】」

についてのお話でした。

次回、乞うご期待!!🙂

(参考)ドラえもん 漫画の販売

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