こんにちは🙂✋
今日のドラブロはこちら👇👇👇
- 海底について、サラッと学びたい人
- 夏休みの自由研究に困っている人
- ワクワクしたい人
今回は、のび太くんが海底を1人で大冒険するストーリーです。
海の中がどうなっているかや、海底の不思議について学べるテーマとなっております。
目標設定や行動力についても学ぶ事が出来ます。
夏休みの自由研究のヒントになるのではないでしょうか!?
漫画情報(ドラえもん)
「海底ハイキング」
<漫画情報>
ドラえもん 第4巻より
「海底ハイキング」
*著者:藤子・F・不二雄
*発行所:小学館
*画像引用:Kindle
あらすじ「海底ハイキング」
1.夏休みの目標は太平洋横断!?
夏休みに入り、友達みんなでも目標を発表し合います。
千メートル泳いでみたい。植物採集をやりたい。ハワイでサーフィンをしたい。等々、人それぞれ目標を掲げています。
友達からは、「のび太なんて毎日ゴロゴロするだけ」だとバカにされますが、のび太くんは、とてつもない計画を立てているので、そんな罵倒は相手にせずに、「今にわかるよ。」とだけ言い残します。
そう、のび太くんの目標は、スバリ・・・
「日本からサンフランシスコまで、海底を歩いて太平洋横断!!」
Googleマップで調べるとこんな感じ。
歩いて横断する為に、準備した計10コの秘密道具はこちら。
- ま水ストロー:海水がま水になる。
- コンパスと海図:方角を確認
- 快速シューズ:陸上の10倍速く歩ける
- 通信機:陸上と通信する
- エラ・チューブ:海水から酸素を取り出す
- ヘッドランプ:暗闇の海底を照らす
- コンク・フード:半ねりになった食物
- 深海クリーム:1万メートルの深海の水圧にも耐える
- 水圧中:衝撃波で相手を倒す
- 寝袋:潜り込んで練る
この道具を頼りに、夏休みをかけて達成するという、大きな目標を掲げました。
世界初の試みの為、達成後は記者会見があるだろうと、のび太くんもワクワクがとまりません。
2.海底はこうなっている。
全ての秘密道具をリュックに入れて、いざ出発です。
海岸まではタケコプターで行き、そこからはジャンプして海中に潜ります。
そして、海底というのは、こうなっています。
- 「陸」
- 「大陸だな」:約200メートルの緩やかな斜面
- 「大陸斜面」:急に深くなり、3km~5kmまで落ち込む
- 「深海底」:海底でもっとも広い部分。実は、地球の表面積の半分にも及ぶ。
- 「海溝」:海底の谷。最も深い場所で、1万m以上。
「大陸だな」では、まだ太陽光があり明るく、魚たちも優雅に泳いでいる為、まさに浦島太郎の世界で、とても綺麗です。
「大陸斜面」を下ると一気に暗くなり、「深海底」では、チョウチンアンコウ等、少しグロテスクな魚が現れます。
「海溝」に近づくと、深海魚さえいなくなり、音も光も無い、完全な暗闇となります。
のび太くんは、寂しさと不安が出ますが、陸上と連絡を取り合いながら、何とか前に進みます。
3.深海に雪!?そして、トラブル発生!!
海溝にたどりつきましたが、かなりの絶壁です。
海溝は、日本周辺でも複数ありますが、のび太くんは、日本の大きな海溝の1つである、「日本海溝」の超絶壁を下っております。
東日本沖の太平洋底に海外線にほぼ平行して存在する海溝。
2011年の東日本大震災も、この日本海溝のずれから生じたものです。
おりてもおりてもきりがなく、地獄の底まで続いているのではないかと思うような深さです。ライトが無いと、周りを確認することは出来ない暗いの暗闇です。
そこで、のび太くんは2つの発見をしました。
深海に真っ白な雪のようなものが沢山降ることがあります。
これは、「マリンスノー」といい、正体はプランクトンの死体です。
これが、海底に積もって、長い年月をかけて石油になると言われています。
約、1万メートルの深さですが、クジラはもぐる事が出来ます。
哺乳類ですが、種類によっては、酸素をため込んで、1時間以上海底をもぐる事も可能と言われています。
沢山の学びを得ることが出来たのですが、
次の瞬間・・・
海底火山の噴火により、地震が発生しました。
のび太くんは、日本海溝を転がり落ち、真っ暗闇の海底の中で気絶してしまいます。
4.最高の自由研究が終了。
真っ暗闇の海溝の底で意識を失ったのび太くんですが、数時間後に目を覚ますことが出来ました。幸いにも、たいしたケガはなく、動く事は出来そうです。
しかし、大変な事に気付きました・・・
荷物が何もありません。食料もライトもストローも。海図もコンパスも何も。助けを呼ぶにも通信機も無い。西も東もわからない。1万メートルの日本海溝の底で、どうしたら良いのか見当もつきません。
そんな中、真っ暗闇の中で、小さな光が近づいてきます。それがだんだん大きくなり、よく見てみると、深海潜水艇でした。
深い深度まで潜水できるように作られた特殊な船。
のび太くんは、必死に助けを求めますが、中の人は驚き、オバケだと勘違いして逃げようとします。そこにのび太くんは、船のおしりにしっかりしがみつき、なんとか東京港まで帰る事が出来ました。
無事に帰宅したのび太くんは、充実感と疲労で2,3日休む事にします。
それを見た友達は、「やっぱりのび太は、毎日ゴロゴロしてる。」と言いました。
まなび
ワクワクする計画と行動力
最終的な結果でいうと、日本からサンフランシスコまで、歩いて到着する事は出来ませんでした。しかし、のび太くんの行動をまとめてみましょう。
- 誰も思いつかない、ワクワクするような目標を立てる
- 目標を達成する為の計画を練る
- 計画に対して行動を起こす
失敗は結果論ですが、目標達成に向けて自分なりのシナリオをたてて行動したのび太くんは、とても凄いですよね。またチャレンジするのであれば、前回の経験を活かして、計画を練り直せば良いので、確実に経験値を積んでいる事になります。
そして、何より自分で考えて行動する事による充実感を得る事が出来たので、友達に何を言われようが、とても満足しています。これこそ幸福度の高い生き方ではないでしょうか。
海底の構造
サラッと、海底についても説明をしてくれて、読者としても学びを得る事が出来ました。
これはのび太くんも同じで、目標達成する為に、海底の構造を学ぶところからスタートしています。
自分がやりたい事であれば、自ら熱心に勉強する事が出来ます。
これこそ、「遊び」が「学び」に変わる瞬間ですね。
自分のやりたい事をやるというのは、必ず「学び」に繋がります。
まとめ
簡単におさらい
- ワクワクする目標を立てて、行動しよう
- 遊びが学びに変わります。
- 充実感を得て、幸福度が上がります。
という事で、今回は、
「夏休みの自由研究はこれでどう!?のび太の海底大冒険!!」
についてのお話でした。
次回、乞うご期待!!🙂
(参考)ドラえもん 漫画の販売
興味のある方は、こちらから
↓↓↓