幸せの向こう側・・・＜🔹ドラブロ🔹『ランプのけむりオバケ』＞

こんにちは。

今日は、ドラえもんブログ。略して「ドラブロ」のお時間です😎

子ども向けの単調なストーリーかとおもいきや、

大人でも楽しむ事ができ、学ぶ事ができるドラえもん。

この素晴らしい藤子先生の作品を、出来るだけ多くの方と共感したいと思い、

このブログを始めました。

今日のテーマはこちらです。👇

「幸せの向こう側・・・」

「幸せになりたい」

大抵の人は、そう思いながら生きている部分があると思います。

常に思っていなくても、

良い学校に入りたい。

良い仕事をしたい。

早く出生したい。

等々、

今より良い人生を送るように、

何かしらの努力をされていると思います。

もちろん、それは良いことです。

しかし、一つ考える必要があるのは、

自分が勝ち取った幸せの向こう側には、

もしかしたら不幸になっている人がいる。

自分1人で幸せになった訳ではない。

ということを感じておく必要があるのかもしれません。

そんなお話です。

＜漫画情報＞
ドラえもん　第1巻より
「ランプのけむりオバケ」
＊著者：藤子・Ｆ・不二雄
＊発行所：小学館
＊画像引用：Ｋｉｎｄｌｅ

Contents

■あらすじ
■まなび

■あらすじ

1．お正月はのんびり過ごそう

今日はお正月。
のび太くんもドラえもんも、家でゴロゴロ過ごしています。
もともと怠け癖のあるのび太は、
今日は輪をかけて怠けております。
別の部屋でゴロゴロ寝ているドラえもんを大声で呼びだし、
ストーブを付けて欲しいなど、
呆れたお願いごとをしています。
ドラえもんもゆっくりしたいという事で、
早速秘密道具がでます。
■アラビンのランプ
ランプをこすると、けむりのロボットが出てきて、
願い事を何でも叶えてくれます。

2．願いを叶えるけむりロボット

アラビンのランプを手に入れたのび太くんは、
ランプをこすって、けむりロボットを出します。
そして、早速ストーブを付けて欲しいと頼むと、
ドラえもんを強引に連れてきて、
ストーブを付けさせました。
少しイメージと違うなと思いながらも、
ご主人様のお望みなら何でも叶えるというので、
宿題、お菓子、トランプなど、
思いつくものをいろいろお願いすると、
全て準備してくれます。
しかし、お願いした時は、
何故か必ず、一度外へ出て行きます。。。

3．欲望にまみれた願い

何でも願いをかなえてくれるので、
のび太くんのお願いもエスカレートしていき、
ついには、「お年玉100万円欲しい。」と言ってみると、
「かしこまりました。」と言って、
またどこかへ出て行きました。
さすがに行き先が気になったのび太は、
後をついて行くと、
なんと、パパやママに100万円を出せと脅しており、
お金が無いことがわかると、道行く人をとっ捕まえて、
片っ端から奪おうとします。
のび太くんは、急いでドラえもんをたたき起こし事情を説明。
ドラえもんは、すぐに命令取り消しボタンを押すと、
けむりロボットはスウーっと消えていきました。

4．明らかになる裏側

一件落着して安心したのび太くんは、
もうランプは使いたくないと言い、
外で散歩する事にします。
すると、遠くから
「けむりのオバケが怖かったー。」
という何人かの声が聞こえてくるので、
近づいてみると、
スネ夫くんは、「トランプを取り上げられた。」
ジャイアンは、「俺は、お菓子をとられてた。」
先生は、「私は、宿題をやらされた。」
と口々に言っていました。